2017年06月10日

Black Grape / Pop Voodoo

 Pop Voodoo

ブラック・グレープが7月7日にリリースする20年振りのアルバムよりタイトル曲のMVを公開。SEXするとこんな姿に。Pop Voodo !!

■Black Grape / Pop Voodoo


こちらはその前に公開されたナンバー。

■Black Grape / Everything You Is Wrong


パンクでファンキーなディスコ連発。痛烈なメッセージとともに、この夏最高のパーティアルバムになりそう。

こちらは1995年リリース。僕の心を撃ち抜いたファンク。生命力が漲りつつ酩酊しちゃうっていう。

■Black Grape / Reverend Black Grape



at 03:36|PermalinkSOUND OF 2017 

2017年06月02日

Prophets Of Rage / Unfuck The World

 Prophets of rage

Unfuck The World !

向かうべき場所がある。音楽で戦うことができる。無関心から奮い起つ瞬間。それだけの曲だと思う。プロフェッツ・オブ・レイジの新曲。MVはマイケル・ムーアが監督。

■Prophets Of Rage / Unfuck The World


改めまして、プロフレッツ・オブ・レイジはヴォーカルのザック・デ・ラ・ロッチヤを除くレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバー、パブリック・エネミーからチャックD、DJロード、サイプレス・ヒルからB-リアルによって結成されたバンド。9月にはいよいよアルバムをリリースするとのこと。

■Prophets Of Rage / Prophets Of Rage



at 23:55|PermalinkSOUND OF 2017 

2017年05月26日

Heavenstamp『天国印鑑を聴きなさい』

最近初めてライヴを観て胸を撃ち抜かれたバンドがいる。長い間音楽と向き合っているけど、なかなかないレベルで。

Heavenstamp

ヴォーカル&ギターSally#CinnamonとギタリストのTomoya.Sによる2人組Heavenstamp。

彼らはブロック・パーティーのギタリストであるラッセル・リサックの全面協力を受けて、2011年に一度メジャーデビューしている。ブロック・パーティ―は2004年にデビューしたイギリスのバンド。1980年代のポスト・パンクが90年代のオルタナ・ロックのフィルターを通り進化するダンス・ミュージックのグルーヴと出会った当時のポップ最先端。ケリー・オケレケのヒップに躍動するヴォーカルと、ときに切れ味鋭くときに優しく空間を彩るラッセルのギター・サウンドが特に斬新だった。この曲は2004年〜2006年辺りは特に、ロック・クラブで鳴らない夜はないくらいにかかっていた。

■Bloc Party / Banquet


それとぼぼ同タイミングがこの曲。

■Franz Ferdinand / Take Me Out


なんかもう、この2曲だけで激動の00年代、すごいものがうごめいていた感じしませんか?ちなみにブロック・パーティはフランツ・フェルディナンドにデモを送ったことも大躍進のきっかけのひとつ。

そして時を経て2011年。Heavenstampはラッセルらと共に作り上げたセルフ・タイトル・デビュー・アルバムをリリースする。MVではなくあえてラッセルも映っているライヴ映像でシングル曲を紹介。

■Heavenstamp / Stand By You


先輩ブロック・パーティーやフランツ・フェルディナンドら00年代勢から受けた刺激も、レディオヘッドからの影響も、Sally#Cinnamonという名前通りストーン・ローゼスへの憧れも堂々と披露。インディペンデントなロックを志向する人にありがちな見栄や気取りもなく、この手のロックだと食べていくことが難しい日本で必死に戦おうとする姿勢をビンビン感じる。でもやっぱりちょっとカッコつけっていう。人間臭い、素晴らしい。

僕は当時ラジオ局に出入りしていたのですが、実際ここから登ってきそうな雰囲気はあったように記憶している。しかし彼らはなぜかメジャーの舞台を降りた。2014年にミニ・アルバムをリリースしているがこの頃には新たな若いバンドがどんどん出てきていた。タイミングが悪い。

では2人は音楽家として何をしていたのか。これがけっこうびっくりな話。

■Superfly / 99


■Superfly / Good-Bye


これらはTomoya.sが作曲、ほかにも多数。Sally#Cinnamonもアルバム曲やシングルB面曲に歌詞を提供している。

ここまで紹介した音源を通して聴いてみると実に面白い。パンクやポスト・パンク〜オルタナ〜00年代インディー・ミュージックからの影響を、Superflyの持つ70年代ロックやブルーズ、ソウルフルなテイストにもはめ込みアップデートに貢献。そしてJ-POPといういろんな意味で”圧が凄い”音楽とも真摯に向き合ってきたのだろう。好きじゃなきゃできない。ただのロック馬鹿だ。人間臭い、本当に素晴らしい。

何があってこういう経緯を辿ったのかわ知らないけれど、そりゃまたバンドをやりたくはずだ。2017年5月Heavenstampは5年振りとなるセカンド・アルバム『天国印鑑を聴きなさい』をリリースした。

tenngokuinnkann
この5年で時代は変わった。インディー・ロック、ギター・ミュージックが世界の表舞台からほとんどなくなった。若者の間ではロックが根強い日本だが、そことはまた異なる。Heavenstampの二人もそのことは分かっていると思う。それでもあらがえないインディー・ロックからの影響に素直になってやりたいことをやりたいという意欲。しかし”分かる人に分かればいい”というニュアンスとは違う。「聴きなさい」という言葉は広く世の中に向いている。それだけの力がある歌とギターとビートが鳴っている。

その思いは奇しくも「ギターミュージックを奈落の底から救い出す」と宣言したこのバンドとタイミングを同じくした。

■Kasabian / You're In Love With A Psycho


■Kasabian / Are You Looking For Action


元々なんだったらちょっとダサいくらいのポップ性を持っているカサビアンですが、最新アルバム『For Crying Out Loud』ではさらに振り切った。オーセンティックなロック、ポスト・パンク、ディスコ/ハウス・ミュージック、サイケなどのポップで美味しいところを見事にミックスしたなんとも明快な作品が、エド・シーランのチャート連続1位記録を止める。なんてかっこいいんだ。このスターの奮闘をちゃんと追い風にしていくのが僕のようなDJの仕事だとすれば、そこに乗る作品として『天国印鑑を聴きなさい』を薦めたい。

■Heavenstamp / Plastic Boy Plastic Girl


サビ前のタメが分かりやすいんですけど、もうカッコよさぎりぎりセーフかダサさぎりぎりアウトかのボーダーをダンサブルに行く。このスリルにロックンロールのエンターテイメント性とインディペンデントな魂を感じて興奮するんです。すなわち迎合的なポップミュージックより全然生々しくてポップ。

■Heavenstamp / Around The World


これはSally#Cinnamonのちょっと鼻にかかったような色気ある声と誓いのパワー漲る歌を前面に、壮絶な気持ちの葛藤からその先のユートピアまでを描くサウンドのマッチングが身に沁みる。

動き出そう。ロックンロールが勝つ日のために。

6月16日渋谷WWWで会いましょう。

Heavenstamp Official Web Site




at 13:11|PermalinkSOUND OF 2017 
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心斎橋ROCKROCKにて12年間、毎月休まず開催しご愛好いただいたShakermakerは、2016年いっぱいでレギュラー開催を休止しました。また大きくなって帰ってきます。そのとき会いましょう!