2015年10月17日

Deerhunter『Fading Frontier』

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Deerhunterが6枚目となるアルバム『Fading Frontier』をリリース。8月に先行公開されたナンバー「Snakeskin」が、アメリカンなソフトロックにファンキーなニュー・ウェーヴ・ディスコの要素が混ざった最高にシビれるナンバーだったので、レコード店に入荷と同時のタイミングで購入。家に帰ってなにをするより先に針を落とす。「Snakeskin」のイメージだけで追うと、アッパーな曲が多く入っているかと思わせて、期待を裏切られることは最初から分かっていた。そもそも彼らには未知の音楽体験を期待しているわけで、実に素晴らしい。もう何周しただろう。

ポップを一度解体して組み立た独創的なポップが目指す世界はどこ?浮世離れした夢見心地なソフト・サイケの甘い調べに誘われて、そのアンビエンスに時に包まれ、時に毒され、なんだかよく分からないけど気持ちよくなってきたと思ったら、ポップなビートやメロディーのフック目覚めて揺さぶられて……。ここでしか味わえない感覚。ここにしか見えない景色。

■Deerhunter / Snakeskin


■Deerhunter / Breaker


■Deerhunter / Living My Life


at 23:46|Permalink

2015年10月16日

Kula Shaker 『Peasants, Pigs and Astronauts』

およそ1994年〜1997年、ブリット・ポップ・ムーヴメントが生んだヒーロー、クリスピアン・ミルズ率いるKula Shakerが、日程は未定だが約5年振り5枚目となるオリジナル・アルバムのリリースを発表。

2000年代に入ってからはセールスも全く振るわず、それでもここ日本では根強い人気があり、僕も彼らが動くたび心が弾む一人なので、嬉しい限り。

Kula Shaker

こちらは1999年にリリースされたセカンド・アルバム『Peasants, Pigs and Astronauts』。1990年代に英国ロックの伝統、”サイケデリック”や”民族音楽とロック”の入り口がKula Shakerであった人は相当数いるのではないしょうか?

ブルースロック然としたリフと、仏教徒であるクリスピアンのインドへの愛が圧倒的なパワーいよって混ぜ込まれた1996年デビュー・アルバム『K』も素晴らしい。しかし、ファースト・アルバムの血をダイレクトに継ぐ、これぞKula Shaker節といえるオルガンが効いたヒット・シングル「Sound of Drums」、インドの”シャナイ”というバグパイプに似た音色を持つ楽器とフォークの調べがキラキラと輝く名曲『Shower Your Love』といったポップなフックを持った曲が肝となって、ロックとバンドの東洋志向がより深く濃く溶け合ったサウンドに憑りつかれ、僕は終わりなき英国ロックの樹海の中へと入ってしまって現在。僕の思い入れは本作の方が強い。

■Kula Shaker / Sound of Drums


■Kula Shaker / Shower Your Love







at 20:56|Permalink

2015年10月14日

Violent Femmes『S.T』

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米ウィスコンシン州はミルウォーキーで結成されたViolent Femmesが1982年にリリースしたセルフタイトル・デビュー・アルバム。

ガレージ・パンクにフォークやカントリーのテイストをぶち込んだ奇想でポップなサウンドは、後のインディー/オルタナティヴ・ロック、インディー・ポップ・シーンに大きな影響を与えた。僕がDJをするところは、インディー・ミュージックが好きな海外からのお客さんが多く、収録曲「Blister in The Sun」は、彼らの多くにとって最も”ツボ”なクラシック中のクラシックなので、いつもレコードバッグの中に入っています。

■Violent Femmes / Blister in The Sun


at 23:30|Permalink
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心斎橋ROCKROCKにて12年間、毎月休まず開催しご愛好いただいたShakermakerは、2016年いっぱいでレギュラー開催を休止しました。また大きくなって帰ってきます。そのとき会いましょう!