2015年09月30日

the fin.『Days With Uncertainly』

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1月のLOVE the ROCKに出演してくれたthe fin.のファーストアルバム『Days With Uncertainly』が嬉しいアナログ化。早速購入して改めてじっくり味わう。やはりアナログはいい。針が盤に触れ、ターンテーブルを回って音が出るところを眺めることで音を楽しんでいることをより実感できる。

究極の曲線美とでも言いたい確立されたメロディーセンスに酔いしれる。丁寧なタッチで紡がれる優しい音の重なりが、ミニマムな方向に向かうことで生れる間によって、その淡い色彩感や空間的な立体感はより際立ち、心地良い揺らぎと共に想像力を引き出してくれる。頭の中に色がるオーロラのような世界がやがて具現化してくるようなトリップ感覚。オーディオ体験の素晴らしさをしっかりと感じさせてくれる稀な1枚。その音像の中で、大好きなあの人といつまでも戯れていたい。

■the fin. / Night Time


■the fin. / Till Dawn


■the fin. / Without Excuse


(TAISHI IWAMI)

at 08:42|Permalink

2015年09月29日

GLIM SPANKY『SUNRISE JOURNEY』

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7月22日にファースト・アルバム『SUNRISE JOURNEY』をリリース、新人ながらフジロックフェスティバルのレッドマーキーステージに出演、現在全国ツアー真っ最中のGLIM SPANKYに、僕がインタビューを行った記事が、GOOD ROCKS! Vol.66に掲載されています。今回で2回目のインタビュー、文字数も前回より少し多かったので、より濃い内容にまとめられたかと思います。全国CD店や書店、Amazonでも購入可能ですので、よろしくお願いします。

GOOD ROCKS!オフィシャルホームページ

GLIM SPANKYのツアーは残すところ大阪、愛知、東京。愛知はソールドアウト、大阪と東京もチケット残りわずかのようです。

GLIM SPANKYオフィシャルホームページ

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松尾レミ(ヴォーカル/ギター)、亀本寛貴(ギター)の2人組。松尾のハスキーでエモーショナルな歌声によって、自身が紡ぐレトロなメロディーと言葉に強烈なメッセージ性と哀愁が生まれる。そして、そのインパクトに寄り添うこともぶつかっていくことも含め、亀本のギターテクニックと表現力もまた力強く躍動。2つの化学反応が前面に出たサウンドは、トラディショナルな正統派ブルースロックへのリスペクトを感じさせながら、2015年に響くべく現代性がそれを越えてくるイメージ。例えばThe Wite StripesやSuperflyやLove Psychedelicoがそうであるように、”今だからこそ”と言える新たなポップミュージックのスタイルを示し、音楽シーンに大きな影響をもたらしてくれると信じて止まない。

■GLIM SPANKY / 褒めろよ


■GLIM SPANKY / 大人になったら


■GLIM SPANKY / リアル鬼ごっこ


(TAISHI IWAMI)



at 11:15|Permalink

ハルカトミユキ『LIFE』

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7月19日に開催したLOVE the ROCKに出演、このブログでもリコメンドとして度々紹介しているハルカトミユキの2人にインタビューしてきました。GOOD ROCKS!11月発売号に掲載予定ですので楽しみにしていてください。

そして本日9月29日はミニアルバム『LIFE』発売日前日、お店に入荷して買うことができる日。

ハルカトミユキは2015年、”毎月新曲を配信すること”と”ミニアルバムを1枚、フルアルバムを1枚リリースすること”を”マニフェスト”として掲げ活動中。ミニアルバムは『世界を』既にリリース済、新曲の配信も8月に少しの遅れは出たものの進行中。それだけでも大変な中で、急遽リリースを決めたミニアルバムにして、タイトルは『LIFE』と非常に重い。それは、制作活動ができず思い悩んでいた2014年を経て2015年に生まれた意識の変化、そしてそれを象徴するフィジカルな動きとして、10月3日に日比谷野音で開催される無料ライブに寄せたことによるものだと考えられる。

ハルカトミユキ FREE LIVE ひとり×3000

「ひとり×3000」というその日のタイトル。ファンや世の中の人、ひとりひとりが抱える思いを汲み取るなんてできなくても、共有できるなにかを追い求める姿勢と、ひとりのハルカ、ひとりのミユキとしてより大きなステージに立たんとする夢が、歌詞やメロディー、サウンド面を引っ張り描き出されるサウンドスケープに心が熱くなる。さしずめU2やKillersのような輝きに近付いていると感じた。

主にミユキの鍵盤のアイデアが光る80'Sポップス色は、全体的にさらに強くなっている。その中で、ハルカの表現の肝である言葉から、”魅せる”意識を捨て真っ直ぐ強く”君”を思う『肯定する』の衝撃から作品は始まる。ヴォーカル多重録音前提で歌を制作し、ハルカ得意の弾き語りではいかないラインの歌メロもまた素晴らしい『春の雨』。オルタナティヴロックにEDMをぶつけスタジアム仕様に仕上げた『火の鳥』のパンチ力も圧巻。様々なサウンドへのチャレンジは、欲張り過ぎて散漫だという全体評を生む可能性もあるが、歌詞に見るドラマは全体を通して入り込めるもので、歌メロのセンスは確実にアップデートされている。そしてなにより、アレンジを含めた1曲単位での存在感、2人から伝わってくる本気度の凄まじさに圧倒される。アーティストとしての成長と模索がダイレクトに現れた実に面白い1枚。そういう時期の作品にこそ、後に振り返った時に名曲揃いとされるもの。そんな説を立てたくなった。

■ハルカトミユキ / 肯定する


■ハルカトミユキ / 春の雨


■ハルカトミユキ / COPY


(TAISHI IWAMI)

at 04:39|Permalink
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Shakermaker

心斎橋ROCKROCKにて12年間、毎月休まず開催しご愛好いただいたShakermakerは、2016年いっぱいでレギュラー開催を休止しました。また大きくなって帰ってきます。そのとき会いましょう!