2016年07月12日

LOVE the ROCK vol.3 PHOTO 〜 GLIM SPANKY

6月5日に梅田NOONで開催したShakermaker Presents〜LOVE the ROCKのライヴ写真シリーズ、最後はトリを飾ってくれたGLIM SPANKYです。撮影は彼女たちの関西でのライヴを多く撮るMaco Hayashi。ここの繋がりもあって、今回は彼女に開場からDJもライヴも全編撮ってもらいました。

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(Maco Hayashi)

松尾レミの美しく妖しげな佇まいから発せられる強く渋いしゃがれ声、亀本寛貴が弾くロック然とした表情豊かなリフが炸裂する、一曲目の「ダミーロックとブルース」で張り詰めた緊張感に、誰もが痺れ圧倒されその場を動けなくなっているように見えた。強すぎる刺激がたまらない空気はそのまま2曲目「焦燥」へと流れ、サビで一気に大爆発。突き上げられた拳とダンスの波が起こる。

■GLIM SPANKY / ダミーロックとブルース


■GLIM SPANKY / 焦燥


聞く音楽や遊び方へのこだわりが強い人、なんとなく寄ってみた人、それぞれの出演者を目当てに来た人、イベントを楽しみに来た人、友達に会いに来た人、目的も背景も違う様々な人たちが、自由度の高い空間で交わっていく、”ロック・クラブ”という場所での幕開けに相応しいミステリアスなアンセム2連発。見事だった。

そこから「褒めろよ」「ワイルドサイドを行け」と疾走感溢れるお馴染の曲を続け、フロアのボルテージは最高潮に達した。そしてメロディーメイカー松尾レミを見せつける「話をしよう」へと流れる。剛〜柔へ、この大きく2つの力のコントラストでしっかり魅せることができることこそ、GLIM SPANKYの真骨頂だ。

そして松尾レミのMC、「音楽やそれにまつわるカルチャーを大切にしているこのイベントにずっと出たかった」から、「私たちはたまたまステージにいるけど、降りたら同じ音が仲間」という言葉。前者は当事者である我々にはこの上ない言葉であり、そこに集まった人たちへの敬意であり、音楽やファッション、映画や文学、様々なカルチャーの繋がりや背景を大事にして曲を作り、歌を歌っていきたいという彼女自身のメッセージでもある。そのうえで、後者の思いはきっと多くの人の心に響いたはずだ。そして最後はライヴの終盤の定番であるアンセム・バラード「大人になったら」で大団円。

■GLIM SPANKY / 大人になったら


アンコールにもばっちり応えてくれて、たっぷり1時間のステージ。昨年はフジロックフェスティバルのレッドマーキーを湧かせ、赤坂BRITZワンマンをソールド・アウト、今年に入って映画『ONE PEICE FILM GOLD』や『少女』(主演:本田翼/山本美月)の主題歌担当にも抜擢され、10月の東京ワンマンは新木場STUDIO COASTと、音楽業界全体レベルで今最も勢いのある新人バンドだけに、このキャパで見ることができた人はラッキーだったのではないでしょうか?

―セットリスト―
ダミーロックとブルース
焦燥
MIDNIGHT CIRCUS
ワイルドサイドを行け
褒めろよ
話をしよう
grand port
Flower Song
NEXT ONE
怒りをくれよ
大人になったら
〜アンコール〜
時代のヒーロー

そして7月20日には上記映画主題歌含む2ndアルバム『Next One』がリリースされます。先に聞かせてもらったのですが、爆走するパワフルなロックあり、摩訶不思議で優美なサイケあり、ぶっといダンスビートあり、そして全て歌メロ抜群全曲シングル切れる勢い。これぞロック新時代の幕開け。あえて引き合いに出して言います。2010年代の『Morning Glory』だと。

■GLIM SPANKY / 怒りをくれよ

(TAISHI IWAMI)

at 20:45|Permalink

2016年07月11日

LOVE the ROCK vol.3 PHOTO 〜 HAPPY

6月5日に開催したShakermaker Presents 〜 LOVE the ROCKは未だにまるで昨日のことのようで。本日はHAPPYのライヴ写真と共に、あの日の熱狂を思い出しつつ、次を楽しみにしていてくれたら。

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(撮影:Maco Hayashi)

HAPPYは3回の開催中1回目と今回の2度出演。実は2回目もオファーしていたのですが、このときはスケジュールは合わずで。なぜそんなに彼らにこだわるのか?ロックの歴史に名を刻むレジェンドたちへの愛というエアポートから自由に世界を飛び回る、好奇心や遊び心、アイデアに溢れた音で現在を創造する。土台もマインドも強い、しかし堅苦しくなく、まさにバンド名さながらの空気感。それは彼らが音の鳴る現場を誰よりも楽しみ、フロアの熱を全部吸収して作品を作り、そしてまた現場に出ることを繰り返してきた。それこそがLOVE the ROCKのコンセプトそのものというか、HAPPYに出会って光が差し立ちあがったイベントだから。

そして彼らは素晴らしいステージを披露してくれた。HAPPY節といえるクールで優しく甘いメロディーに改めてうっとり。よりファンタジックな色合いを増したサウンドは流石、その止まらない進化をとことん追っていきたい。

■HAPPY / MELLOW FELLOW


ひとまずGAPとコラボした新曲を楽しみながら、先の動きを待つとしよう。

(TAISHI IWAMI)

at 14:44|Permalink

2016年07月09日

2016上半期ベスト・ソング10

本日はDJ TAISHI IWAMIの2016年上半期ベスト・ソング10曲を紹介します。

■NO.1
PJ Harvey / The Whell


■No.2
Miles Davis, Robert Glasper / Ghetto Walkin'(featuring Bilal Oliver)


■No.3
Whitney / No Matter Where We Go


■No.4
D.A.N. / Zidane


■No.5
The Strokes / Drag Queen


■No.6
DJ Shadow / "Nobody Speak" feat. Run The Jewels



■No.7
Dygl / Let It Sway


■No.8
Animal Collective / Floridada


■No.9
Kula Shaker / Infinite Sun


■No.10
藤原さくら / かわいい


ライターの仕事が増えたり、今までより更にDJをするステージが多様になったり、かたやShakemaker他大阪や東京でのレギュラーパーティーも、これまでのDJ生活で味わったことがないほどに、正直集客に苦しんだ。京都で開催しているSUNNY SUNDAY SMILEには思うところがあって休止期間を設けた。そしてようやくいろんなことが見えてきたところ。それだけに”良い音楽とはなにか?”ということと向き合いながら、例年以上に聴きまくり、漁りまくり、それが凄く楽しかった。だから今回のセレクトは本当に迷いました。


その中でも特に注目したいのはPJ Harvey。アルバム『The Hope Six Demolition Project』が、1992年のデビューから20年以上経って、キャリア初となる全英1位。それまでの実績も素晴らしいものではありますが、改めて、インディペンデントな姿勢を貫いてきたベテランがしっかりと認められる土壌に痺れました。


そしてMiles Davisの生誕90年、没後25年のタイミングでRobert Glasperがリリースしたトリビュート・アルバム『Everything Is Beautiful』についても触れたい。コロンビアの倉庫にあった音源を中心に、それらを切り取って再構築。単なるカヴァーやリミックスではなく、常に進化を止めなかった氏のスピリットごと引き継いだ1枚に感動。


DYGLは、コマーシャル・ベースではなくまずその音楽性、そして周囲のコミュニティーが発する”雰囲気”みたなものに引き寄せられたコアな音楽リスナーから、じわじわと広がっていくとても海外的で今の日本にも真に根付いて欲しいスタイル。D.A.N.の創造性には感服。こんなにもリズムの裏や音の隙間や立体感をじっくり味わいながら、ずっと揺れ踊っていられる音楽はそうそうない。そういやこの2バンドは京都の仲間Seussのパーティーに出ていたんだな。自分もDJできてよかった。あの日は僕の記憶のベストにしっかりと刻まれている。


藤原さくらが月9のヒロインに抜擢。それはとても大きなニュースだった。期待していた主題歌は福山雅治作詞作曲による「Soup」。”大衆が聞いてすぐ歌えるような歌”という意味においてはレベルが違う。流石だと思った。しかし、彼女の作曲能力も含め取り上げて欲しかったというのが本音。そう思わせるだけのポテンシャルに溢れた曲が「かわいい」だ。今回の一連の流れが、これからお茶の間が素晴らしい音楽で満たされるきっかけになればと。


様々な音楽から受けた刺激、現場で生まれた皆さんや共演者との繋がりを血に肉に骨にして僕らの”やりたいこと”が生まれています。それを裏切らず成長していきたいと思います。そして上半期はほとんど更新できなかったこのブログですが、楽しみにしてくれている方もいらっしゃるので、後半はグッとペースを上げていきます。

(TAISHI IWAMI)



at 16:15|Permalink

2016年07月05日

LOVE the ROCK vol.3 PHOTO 〜 VANILLA.6

6月5日、GLIM SPANKY、HAPPY、VANILLA.6を迎え梅田NOONで開催したShakermaker Presents〜LOVE the ROCK vol.3からちょうど1カ月。まだ残務があることもあって昨日のことのよう。

本日からカメラマンMaco Hayashiによる、ゲスト・ライヴの写真をアップしていきます。1日目は結成1年未満、デモCD以外のリリースはなし、まったくの無名ながらも堂々とトップバッターを務めてくれたVANILLA.6。

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(撮影:Maco Hayashi)

80年代のUKを感じさせるどこか妖しげで影のある色気と、広くポップで自由なメロディー・センスのマッチングは新感覚。彼らがこれからどう進化し世に打って出るのか、本当に楽しみです。

■VANILLA.6 / 90's Milan


(TAISHI IWAMI)

at 15:36|Permalink

2016年06月13日

LOVE the ROCKでした

6月5日に梅田NOONで開催したShakermaker Presents〜LOVE the ROCK vol.3からもう1週間。後に残った仕事をしているとずっと昨日のことのようで。

遊びに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。このイベントは普段は心斎橋ROCKROCKで毎月第4金曜日に11年間続けているShakermakerというDJイベントにライヴも含めたスペシャル・ヴァージョンとして開催しています。

シーンへのリスペクトもあればカウンターとしてやっている部分もある。なにかに対して「こうありたい」という気持ちは正直めちゃくちゃ強いのですが、プロセスはさておき、最も重要なことは至ってシンプル。

”今鳴るべきロックをじっくり丁寧に紹介する”ということ。フロアのコンセプトはそこに尽きる。そしてクラブという自由度の高い空間の会場全体を使って、ショップやアートなどを盛り込み、音楽やそれにまつわるカルチャーをナチュラルに感じるまま楽しんでもらいたいということ。

結果「愛に溢れている」という共通の言葉を、ゲスト出演者からもお客さんから多くいただいたことが我々のなによりの誇り。至らない点もあり、そのせいで不便をかけたり不快に思われた方も、おそらくどうやってもゼロにはならない。だから毎度手放しで「最高でした!」とか、僕は言えないのですが、ロックの、カルチャーの歴史と未来に思いを馳せ、誰も置いていかないようにハイセンスな空間を提供する。それが自分たちのできることだと強く思ってやっています。

また普段のShakermakerやLOVE the ROCKの空間でお会いしましょう。ちなみに次回Shakermakerは心斎橋ROCKROCKにて、6月24日21時〜1000円1ドリンク付きで遊べます。

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今日は僕がとても好きなカメラマンMaco Hayashiが撮ってくれた当日のDJ、フロアや全体の様子を。ライヴ写真やレポートなども引き続き更新して行くので楽しみにしていてください。

Shakermaker/LOVE the ROCK代表
TAISHI IWAMI

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(撮影:Maco Hayashi)

at 17:56|Permalink

2016年06月04日

いよいよ明日6月5日!

明日6月5日は梅田NOONにて3回目のShakermaker 〜 LOVE the ROCKです。

LOVE the ROCKを立ち上げたのは昨年。心斎橋ROCKROCKでやってきたShakermakerというDJイベント10周年を機に、今の時代、自分たちのやり方で、ロッククラブの、イベントのネクストレベルを示すために。広く音楽シーンへのリスペクトもある、カウンターでもある。言いたいことは山ほどあるけど、それを現場でやる。そしてロックの、ロックカルチャーの本質に迫り、音楽の持てる魅力を最大限に楽しんでもらうこと。あなたの中にある新しい扉を開けてみせます。

前売りは23時30分まで。ここのメッセージやコメントでも取り置きします。当日券もおそらく少し出せると思いますが、せっかくなのでお得な方をご利用ください。


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写真はゲストバンドのGLIM SPANKYが本日名古屋で行ったライヴの模様。キャパ1000人の箱をブルースが揺らす!自分たちの考えをしっかり持っていること。インディペンデントな魂が時代を動かす瞬間、そのエネルギーは出演者全員が持っていると自負しています。新たなシーンの幕開けを目撃せよ。

こちらはゲスト3バンドのMV。








カルチャーショップも展開します。

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では、仲間の、まだ見ぬあなたの来場をお待ちしています!


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Shakermaker Presents〜LOVE the ROCK

6月5日(日)
@梅田NOON
16時〜22時
前売3000円/当日3500円(共に別途1ドリンク代要)

■LIVE
GLIM SPANKY/HAPPY/VANILLA.6
■MC
MARK'E(FM COCOLO)
■DJ
TAISHI IWAMI/KAZUMOTO NAKAMURA
■SHOP
dustbin/POSEUR/トムツジモト
■チケット発売中
LAWSON(CODE:55744)
e+(※販売終了)
■オリジナル・チケット(店頭販売のみ)
ROCKROCK(0662446969)
NOON + CAFE(0663734919)
■メール取り置き
info@readytorock.jpの件名に【LOVE the ROCKチケット】
本文にお名前と人数を記入して送信願います。


NOON+CAFE ホームページ
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at 20:58|Permalink
REGULAR EVENT
s92k
Shakermaker

心斎橋ROCKROCKにて12年間、毎月休まず開催しご愛好いただいたShakermakerは、2016年いっぱいでレギュラー開催を休止しました。また大きくなって帰ってきます。そのとき会いましょう!