2016年07月09日

2016上半期ベスト・ソング10

本日はDJ TAISHI IWAMIの2016年上半期ベスト・ソング10曲を紹介します。

■NO.1
PJ Harvey / The Whell


■No.2
Miles Davis, Robert Glasper / Ghetto Walkin'(featuring Bilal Oliver)


■No.3
Whitney / No Matter Where We Go


■No.4
D.A.N. / Zidane


■No.5
The Strokes / Drag Queen


■No.6
DJ Shadow / "Nobody Speak" feat. Run The Jewels



■No.7
Dygl / Let It Sway


■No.8
Animal Collective / Floridada


■No.9
Kula Shaker / Infinite Sun


■No.10
藤原さくら / かわいい


ライターの仕事が増えたり、今までより更にDJをするステージが多様になったり、かたやShakemaker他大阪や東京でのレギュラーパーティーも、これまでのDJ生活で味わったことがないほどに、正直集客に苦しんだ。京都で開催しているSUNNY SUNDAY SMILEには思うところがあって休止期間を設けた。そしてようやくいろんなことが見えてきたところ。それだけに”良い音楽とはなにか?”ということと向き合いながら、例年以上に聴きまくり、漁りまくり、それが凄く楽しかった。だから今回のセレクトは本当に迷いました。


その中でも特に注目したいのはPJ Harvey。アルバム『The Hope Six Demolition Project』が、1992年のデビューから20年以上経って、キャリア初となる全英1位。それまでの実績も素晴らしいものではありますが、改めて、インディペンデントな姿勢を貫いてきたベテランがしっかりと認められる土壌に痺れました。


そしてMiles Davisの生誕90年、没後25年のタイミングでRobert Glasperがリリースしたトリビュート・アルバム『Everything Is Beautiful』についても触れたい。コロンビアの倉庫にあった音源を中心に、それらを切り取って再構築。単なるカヴァーやリミックスではなく、常に進化を止めなかった氏のスピリットごと引き継いだ1枚に感動。


DYGLは、コマーシャル・ベースではなくまずその音楽性、そして周囲のコミュニティーが発する”雰囲気”みたなものに引き寄せられたコアな音楽リスナーから、じわじわと広がっていくとても海外的で今の日本にも真に根付いて欲しいスタイル。D.A.N.の創造性には感服。こんなにもリズムの裏や音の隙間や立体感をじっくり味わいながら、ずっと揺れ踊っていられる音楽はそうそうない。そういやこの2バンドは京都の仲間Seussのパーティーに出ていたんだな。自分もDJできてよかった。あの日は僕の記憶のベストにしっかりと刻まれている。


藤原さくらが月9のヒロインに抜擢。それはとても大きなニュースだった。期待していた主題歌は福山雅治作詞作曲による「Soup」。”大衆が聞いてすぐ歌えるような歌”という意味においてはレベルが違う。流石だと思った。しかし、彼女の作曲能力も含め取り上げて欲しかったというのが本音。そう思わせるだけのポテンシャルに溢れた曲が「かわいい」だ。今回の一連の流れが、これからお茶の間が素晴らしい音楽で満たされるきっかけになればと。


様々な音楽から受けた刺激、現場で生まれた皆さんや共演者との繋がりを血に肉に骨にして僕らの”やりたいこと”が生まれています。それを裏切らず成長していきたいと思います。そして上半期はほとんど更新できなかったこのブログですが、楽しみにしてくれている方もいらっしゃるので、後半はグッとペースを上げていきます。

(TAISHI IWAMI)



at 16:15│
REGULAR EVENT
s92k
Shakermaker

心斎橋ROCKROCKにて12年間、毎月休まず開催しご愛好いただいたShakermakerは、2016年いっぱいでレギュラー開催を休止しました。また大きくなって帰ってきます。そのとき会いましょう!