SOUND OF 2017

2017年05月19日

Shit Girlfriend / Mummy's Boy

2017年のインディー・ロックは面白い。こちらも話題になりそうな予感。美女2人がネオンライトの前でザラついったロックンロールをラフにキュートに。これははまります。

■Shit Girlfriend / MUmmy's Boy


金髪の方はブラッド・レッド・シューズのローラ・メアリー・カーター。デビューから10年以上経つのにむしろ若返っている。ヒリヒリする緊張感、ときにへヴィーメタル的暗黒感も出していたイメージはどこに。サディスティックの二面性。女の人って凄い。

Blood Red Shoes / I Wish I Was Someone Better


2007年当時、クラブでもかかりまくっていてよく踊り狂った。




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Tove Styrke / Boderline

TwitterやInstagramにはいろいろとおすすめの音楽情報をアップしているのですが、こちらはすっかりお休みしていたのでそろそろ再開しようと思います。

スウェーデンのシンガー・ソング・ライター、トーヴェ・スティルケが新曲「Say My Name」のリリック・ヴィデオに続いてMVを公開。ご本人登場、キュートでカラフルな映像がグッド。

■Tove Styrke / Say My Name


イケイケのお姉ちゃんというわけでもなくマイノリティも”分かってる”的スノッブな視点でもなく、かといって親近感ありありでもなく、とても気になる絶妙な色気でハウスやレゲエなど様々音楽にアプローチ。もっと爆発的に売れてもいいと思っていたけどそろそろかも。

■Tove Styrke / Boderline


ティン・ティンズ〜チャーチズのラインでインディー・クラブ・アンセムになりそうな香りがプンプン、そしてグライムスくらい世界的に評価されてもいいんじゃないでしょうか。


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2017年02月23日

THE BAWDIES『NEW』

  The Bawdies

                            撮影=Yuma Totsuka

先日ビルボードライブ東京でDJとしてサポートさせてもらったTHE BAWDIESに、今度はペンで迫りました。彼らのルーツから紐解く、メジャー6枚目のアルバム『NEW』の魅力について、じっくり語ってもらっています。ぜひご覧になってください。

SPICE・THE BAWDIESインタビュー


new

そしてここからは、僕が思う『NEW』の魅力について。

自分たちが生まれる前、1950年代や60年代のロックンロール・R&B、ブルーズやソウルへの憧れを前面に打ち出す姿勢は、デビュー時から一貫してぶれていない。しかしそこに感じるとてつもないエネルギーを伝えたいからこそ、ただ当時を再現するだけではいけない。それでは過去に勝てないし現代ではない。おそらく結成当初からそう考えていたのだろう。だからといって、いきなり奇をてらうようなことはせず、古き良き時代とじっくり向き合いながら、作品ごとにアップデートしてきた。時代が流れるスピードを感じながらも、決してそれに流されないこと。何かを伝えるためには、まず自分たちが本当の意味で楽しくあることを、第一に置いてきたのだろう。

では”本当の意味で楽しい”とはどういうことか?それは物事をとことん追求していく先にあるものだと思う。傍から見れば苦労を苦労と思わないアーティストもいるだろう。生みの苦しみととことんやりこめられるアーティストも。大雑把な言い方にはなるが、そこにかけた労力は同じだ。そのなかで、生き残るために、積極的にトレンドを取り入れ、トンネルを抜けて脚光を浴びるようになることもひとつの答えなのかもしれない。しかし、彼らは明らかにそういうタイプではない。もしそこに、認められない悔しさや伝わらないもどかしさがあっても目を背けない。ソウルは主食、そして自分たちが心底美味いと思った物事だけを骨に肉にし、オリジナルを極める。THE BAWDIESは現代に乗っかるバンドではなく、そうやって、現代を生み出すバンドなのだ。

そういう意味で、前作の『Boys!』はTHE BAWDIESのピークだと感じていた。しかし、それは良い意味で間違いだった。『NEW』はバンド史上最も多彩でポップアルバムとしての強度が高い作品となった。ロックンロール・R&B、ソウル、サイケデリック、インディーロック、パワーポップ、80'sポップ的な要素まで、時代にボーダーを引かず1950年代、60年代から今に連なっていることが印象的。意識的に取り入れたことも結果的にそこに近づいたこともあるとは思うが、初見のそれも含めて、板に付いていなければ出ないパワーをひしひしと感じる。ナチュラルでパワフル。ここまで散々理屈を述べてきたが、その前に感覚的にただ楽しい音楽であるためには、とても大切なことだ。誰かが初めて音楽を好きになるときに、ジャンルなんて意識するだろうか?その答えをロックンロールから突き付けたTHE BAWDIESという名の大衆音楽がここにある。アルバムタイトルのごとく、彼らの新章が始まったと言っていいだろう。

この『NEW』を引っ提げてのツアーは始まったばかり。僕もどこかで観に行きたいと思う。彼らの強い意志を感じ、見逃してはいけないという使命感にかられたから。

■THE BAWDIES / THE EDGE


THE BAWDIESオフィシャルサイト


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NEW PARTY!
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Target!

2017年9月23日
場所:大阪NOON+CAFE
時間:17:00〜23:00
チケット:前売り3000円(別途1ドリンク代/8月5日よりプレイガイド・NOON店頭にて発売します)
■LIVE
DATS/HAPPY/Heavenstamp/MIssissippi Khaki Hair
■DJ
TAISHI IWAMI/ナカシマセイジ(Alffo Records)/Banchan(FM802)/Higu(mogran'bar)
■問い合わせ先
IN THE FLIGHT inc.
NOON+CAFE